キミとつながるそこにあるセカイ

ドットハック セカイの向こうに」みてきた
http://dothack.com/


3Dでフルポリゴンアニメーション!最先端な感じで作られてますね。
その最先端であるというイメージが大事。それだけでも見る価値あり。

僕らの.hackが今度は劇場に!

.hackをやっている人にとっては中身についてはそこまで深くは出してないので、物足りなさはあったかもしれません。
やったことがない人向けの部分がわりと大きくて、今までのアニメなどでの導入と似たような入り方です。

主人公の女の子は、ハイテク文化には触れていなかったという背景があり、
初心者らしい動きで視聴者との差を埋めるようになっていました。

もちろん、若さゆえか慣れるのも圧倒的に早く、FMDというThe Worldにつなぐときに掛けるメガネのデバイスもあってか、
臨場感などはもうそのままオンラインとオフラインの差がないようになっていました。
そのあたりが、現実でも早く実現化するとネットワーク廃人問題もいよいよ大きくなりますが。

中学生でもオンライン文化が発達しすぎてておいおいって思うところもありますが、
そこは倫理観がどうのこうのいう感じで、こういう世界もそのうちというか今もやろうと思えばできるんだよなぁ。
すごい世界になったもので。

ネトゲというかネット文化がある程度浸透した現代だからこそ、
常時接続だったり、いろいろなデバイスがあったり、Twitterがあったり、
人のつながりがオンラインにかなり出てきている状態がわりと普通に感じられるようになっていました。



あとやっぱりポリゴン絵はちょっと抵抗がある人には最初は変かなーと思います。
ポリゴンって言っていいのか、いつもとはちょっと違うアニメ絵って感じですが、
慣れたらまぁやっぱりそらちゃんかわいいよねっていう話で。

そらちゃんのパジャマとかはもっとしわがあってもいい。

田中君のベンチに座ってる姿がなんかシュール。
座ってる姿っていうかみんな共通して姿勢がいい。

The Worldのなかに入ったらFF12くらいの勢いで超きれい。すげぇってなるし、
戦闘シーンではちゃんとダメージ量とかも表示されててわぁ!ってなる。

アウラはしゃべらない。
子どもアウラもしゃべらない。

あと八相とか出てくるかと思ったけど、単なるバグウィルスみたいな塊でしたね。
データドレインも出てこなかったし、カイトはただのパッチの運び屋みたいな扱いになってました。
あんまり突拍子もない特別感が出ると総突っ込みを受けそうですが、それでも既に全員でウィルスを抑えようとするところはもうすでに違和感。


バル様の見せ場としてはもっと体張ってもよかった。
今回は総司令官としてよくがんばってた。

バル様とカイトを直接会わせないようにするにはああするしかなかったんや!

今後もこういう映画は増えていくのでしょうか。
現実にあるゲームもこういうどきどき感があるとすごいやりたくなるんですけどね。
ネトゲをモチーフにしてる分、ネトゲがすごい楽しいよ!ってイメージを出さないといけないんだけど、
ちゃんとネトゲのやりすぎの弊害もニュースなどで取り上げてるしそこらへんの采配はゲーム製作会社としての
マナーもちゃんとあって好印象にも映ります。
結局はユーザーの責任に任せる形になるんですよね。

ルールを守って楽しくゲームしよ♪


3Dメガネをはずしたとき、まるでThe Worldからログアウトしたかのような錯覚を覚えました。
僕らは思っているよりも、みんなとつながっているからでしょうか。

劇場用3Dアニメーション ドットハック セカイの向こうに O.S.T.(初回限定盤)

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