まどまぎ劇場版で僕らが見たもの

後悔なんて、あるわけない

http://www.madoka-magica.com/

前編2回、後編1回と見てきました。両方共初日ナイトシアター
フィルムは上条くんの病室でした。



■感想ネタバレ注意


前編 始まりの物語
・ルミナスでそれぞれの部屋で構えるシーン、まどかを中心にステージが次々と変わるシーン、まどほむほっぺすりすりがここすき。
・マミさんの変身シーン2回あってどちらもかわいすぎる
・「未来」マミさんのテーマ日本語神々しい
・まどかの妄想ノートのまどか衣装に着色がされたりされなかったりする
・さやかvsあんこがかっこいい
(基本的にBD修正が入ってるからどこも素晴らしい)
・あんこの変身シーンがかっこいい、背中に槍を構えるポーズとか


後編 永遠の物語
・vsオクタヴィアでさやかあんこの血が混ざるシーンがカット、血が大量に出る
・赤い墓場でほむらとQBの会話シーンが壮大
・ほむらが過去に戻る時のモノクロシーンが切ない
・過去での切り替えでザザッとSEが入るのが効果的
・まさかのコネクト挿入、どうみても絶望なのに明るい曲が流れて違和感しかない
・ほむらがまどかを撃つシーンがやや削れた
・劇場スクリーンでドヤまど
・スクリーンシャフ度
・スクリーンQB
・ED前に各キャラのセリフが魔女語で書かれて雰囲気ありすぎ
ひかりふる壮大
・最後まで基本的にアニメBDと同じかと思ったら最後にびっくり


全体通して

通してみるとあっという間だったけど、地上波で1話ずつ見ていた頃は本当にドキドキしながら見てた。
1話からの伏線が今回は一回きりになっているので、伝わりにくいかもしれないが、10話での切り返しは当時相当印象的だったからだ。また311と奇跡的な一致をしてしまい、余計に盛り上がってしまったことも原因になった。

構成的に変えるべきところがもっとあっても良かったかもしれない、ほぼ使い回しになってしまったのがもったいない。
劇場版の対象者が初見という層でもないので、新規カットとか曲とかを楽しむのが中心になってしまっていたかも。
それでも、劇場で「まどマギ」を見れるというのはファンにとってはこれ以上にない幸せであることには違いない。

もし「まどマギ」を知らない状態で見ても、やはり魔法少女という認識から相当かけ離れた印象を持ってしまうだろう。
魔法少女は死なない」
絶対的な強さを持っているはずの彼女たちの内面の弱さ、人間っぽさ、現実にいる家族や友達との仲、それらが単なる魔法少女モノのアニメとは一線を画する。どうしたって、絶望しかないはず。希望を持てば、絶望する未来が待っている。そんなものを見て、果たしてどんなふうに受け止めるだろうか。
人によっては気持ちいいとは感じないかもしれない。
でもこういうのだってあったっていい。光だけじゃない。だからこそ、引き込まれる。

去年散々語られたことだと思うので、あんまり騒がしくしてもしょうがないけど、
今回の劇場化でまどマギは一応一区切りついたと思うので、締めておきます。マル。


――その魂を代価にして、君は何を願う?

QBのセリフは心に残る物が多い。契約してしまいそうだよ。

魔法少女まどか☆マギカ モバフル キュゥべえ

魔法少女まどか☆マギカ モバフル キュゥべえ